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佐藤 浩一; 松井 智明
保健物理, 31(2), p.230 - 233, 1996/00
大洗研究所JMTR(材料試験炉)の一次冷却水中には、H、S、Co等の核種が混在している。この中のSを液体シンチレーションカウンタ(LSC)を用いて測定するとき、その測定領域であるCチャンネルに対してHや他の核種の線が妨害してSの正確な濃度測定ができないことがある。そこで、測定領域を変化させ、Hや他の核種からの影響をなくしてS濃度を測定できる条件を見出した。その結果、Hの濃度が110Bq/cm、Co、Csの濃度が410Bq/cm以下であれば、Sの検出限界濃度として510Bq/cmが得られ、排水中濃度限度の100分の1まで測定できることが明らかとなった。
四方 英治; 加瀬 利雄
Radioisotopes, 27(5), p.229 - 234, 1978/05
種々前処理した塩化カリウムを中性子照射し、生成するS化学種の分布を薄層クロマトグラフィーにより求めた。10Torrで脱気した塩化カリウム中に、約60%のSがチオ硫酸塩として得られた。これを利用し、発生機の水素により硫化水素に還元したのちヘキサシアノ鉄〔III〕酸塩により元素状硫黄〔S〕に酸化して標識元素状硫黄を得る方法を研究した。チオ硫酸塩のすべてが硫黄として回収された。チオ硫酸塩を硫酸により分解してコロイド硫黄を得ることを試み、約40%のSが回収された。